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設計事務所とはビル・マンション・公共施設・大邸宅を設計するところと思われがちですが、実際には多種多様の規模・ジャンルの依頼があります。一般住宅は勿論、店鋪・倉庫やオフィスビルまで、施主の御要望に応じて設計・監理します。設計する側は専門的な知識に基づき機能性だけでなく、社会性や美的要素を加味し活動しています。建築規模の大小によって「意義・価値」が左右されるものではありません。例えば1000万円の住宅設計を依頼して下さる場合も、2億円の商業ビルを設計依頼して下さる場合も私どもの事務所では「物を創る」という意義においては全く等しいものと考えております。
どのような依頼に対しても「物を創る」という意義に責任と気概を持って活動しています。 |
世間では本来最重要な「設計の提案や内容」はさておき、とにかく3%~5%の設計報酬で引き受ける方もいるかと思います。また廻りの人から根拠もなく「設計料って高いんじゃないの?」と言われたりするかも知れません。・・・・・設計活動は設計報酬の多少によって評価されるべきものではありません。(一般の設計事務所が住宅設計の報酬を3%〜5%で引き受ける場合は、よほどの理由か事情によるものと思われます。)私どもの事務所では施主に一番貢献できることは、「設計により生まれる施主の利益(社会的、物理的)」であると考えます。
当事務所が頂く設計料は建設省の告示に基づき基準が定められており、その枠内できめさせて頂いております。 |
住宅メ−カーや工務店さんでは「設計料無料!」とうたっていたり、「設計料分を家にまわしたほうがいいんじゃないの?」というご質問をよく耳にします。
住宅を新築する場合、ハウスメーカー、建設会社、工務店に依頼するか、設計事務所に依頼するかの方法に分れますが、建設会社、工務店でも、予算に合わせて確りした設計をするところもあると思いますが、材料・工法など素人目には分かりにくい部分も多くあります。住宅メーカーや工務店の内部にも設計部があり設計者がいます。立場的には工事会社の社員のですから、会社サイドに不利益なことはなかなか言いにくいのではないでしょうか?工事中に施主が現場でなにか不審な点を発見し、そのことを担当者に言っても専門的な用語によって納得させられたり・・・工事中に仕様等を変更したりした場合たいていの場合は追加工事になり大幅にコストがかかることが多く見受けられます。
これに対して、設計事務所は工事をしません。工事会社とは何の利害関係もありません。したがって工事見積に対しその価格の妥当性、工事の不具合個所の指摘、是正命令等等、施主の立場に立ち、工事会社にもの申すことができるのです。常に現場をチェックしているので、ある意味工事会社はやりにくいでしょう。金銭的には設計事務所に依頼すれば報酬料が発生しますが、設計図に基づき積算されたものを技術的に検討し、適正価格を査定し、建設会社に対して施主の利益を保全する立場として交渉します。材料の品質、仕様も仕様書に必要な性能、寸法、特性、形状等細かく指定し、誰が見ても解り易く、契約書通りの物であるか確認できます。時には施主から現場が進行している時点での設計変更希望もあったりするのも常です。その際は要望の実現に最大限努力します。現場進行の中の変更による施工会社との調整と合理的処理をし、変更による追加見積の請求と査定・調整をし、少しでも無駄な出費を防ぎます。 設計料を払って設計を依頼するメリットはこのような事柄を施主がどう捉えるか(どのような価値を見い出すか)によるものと考えています。 |
具体的なご予算条件があればその予算にあわせた設計をします。よく、設計したが見積もりを取ってみると予算がはるかにオーバー、なんてことを聞きますが、おかしな話しです。設計をするときは設計価格(設計図に基ずく標準的工事費)をふまえながらまとめます。
おおかた設計がまとまってから(まとめながら)、構造、仕上げ、手間などの数量を算出し、工事概算を検討します。工務店が見積もる内容を設計時に積算しておくわけです。
設計価格をつかむと、それを指標として、工務店から出てくる見積もりを査定することができます。そして、数量の信憑性、価格の適正、企業姿勢などを判断できます。勿論、工務店によっても得手不得手、企業努力の程度など様々で、見積もりもばらばらになりがち、設計価格どおりには出てきません。また、工法の考え方次第で価格がひらく部分も建築には多いのです。しかし少なくとも、大きく価格オーバーした工務店を排除することができるわけです。こういう積算までやる設計事務所は少ないかもしれません。
また、設計施工の工務店やハウスメーカーに頼むと、このような客観性を把握できずにずるずると進んでしまいがちです。このような踏み込んだ設計をするためにも、設計期間は充分に頂戴したいところです。ご要望に従って設計をしている間、予算オーバーになりそうだったら、その都度ご相談するようになります。
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人に個性があるように、敷地もそれぞれ独自の条件を有し、同じ敷地は2つとありません。変形敷地、敷地勾配、接道状況、方位、狭小敷地、密集地、などそれぞれの土地はそれぞれの個性を持っています。その個性に合わせて建物を計画するのが設計です。
敷地条件が難しいと、設計にも工夫を要します。展示場に見るような規格型の住宅が納まらないこともあるでしょう。建築は設計の工夫次第で想像以上によくなることがあります。それぞれの状況で工夫のしどころは色々あるのです。
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いまだに誤解している方がいます。自分の作品づくりのために建て主を無視した設計者は劣悪な設計者でしょう。一部にそういう建築家がいると全体が誤解されやすいのでしょうか。設計とは建て主の条件、敷地の条件など総合的に検討しながら、建て主希望(夢の実現)の質の良い建築をまとめることですから、建て主とのコンセンサスを十分持ち、その要望にできるだけ応えるのが筋です。
建て主さんも、自分でこうありたいという具体的イメージ(項目だけでも)を持たれることが肝要ですが。
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遠方の設計をする場合、打ち合わせや現場監理に交通費、出張費が余分にかかるのはご理解ください。そういう意味では、地元の建築士の方が割安で機動力があるのは事実。でも、地元に適当な建築士がいない場合、方法によっては遠方設計も可能です。
一連の設計監理のうちの部分的業務をおこない、地元の建築士や工事業者と協力していく方法もあります。この場合でも、遠方から全体を統括するようになります。今や通信手段がいろいろ可能ですから、設計打ち合わせにインターネットなどを利用すればよいのです。 |
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